“しらみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シラミ
語句割合
89.2%
6.8%
半風子3.4%
白肉0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、そのなめらかな水面を、陽気な太鼓の音、笛の、三味線の音がしらみのようにむずかゆく刺している。
ひょっとこ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ストーヴの上にしらみや南京虫が落ちると、プツン、プツンと、音をたてて、人が焼ける時のような生ッ臭いにおいがした。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
云わば少しばかり金が出来たからとて公債を買って置こうなどという、そんなしらみッたかりの魂魄たましいとは魂魄が違う。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
情無いものだ、のみしらみは自分がたかって居た其人の寿命が怪しくなると逃げ出すのを常とする。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
半風子しらみとばかり仲よくして、乞食みたいに、諸国をふらふらしているんですって。すこし
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが、それに使はれる猿もなかなか摺れてゐて、飼主の待遇が惡いと、絶壁の上へ行つても、自分の半風子しらみをとつてゐたり遊んだりばかりしてゐて、なかなか人間の意志のままにならない。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
白肉しらみのでさえたべない様にして居るのにねえ。
黒馬車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)