“駄荷”の読み方と例文
読み方割合
だに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駄荷(だに)すなわち牛や馬の背ではこぶものにたいして、人が徒歩で負うゆえに歩荷(かちに)であった。人はもちろん牛馬のように、そう多くの重い物は負ってあるけない。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
父さまが入(はえ)り口(ぐち)へ駄荷(だに)い置いて気の利かねえ馬方(むまかた)だって、突転(つッころ)ばして打転(ぶっころ)ばされたが、中々強い人で、話いしたところが父さまの気に入らねえば駄目だよ、アハー
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
本馬(ほんま)一駄(だ)二十貫目、軽尻(からじり)五貫目、駄荷(だに)四十貫目、人足一人持ち五貫目と規定され、ただし銭差(ぜにさし)、合羽(かっぱ)、提灯(ちょうちん)、笠袋(かさぶくろ)、下駄袋(げたぶくろ)の類(たぐい)は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の小付(こづけ)とすることを許されていた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)