“駄馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だば84.2%
だうま10.5%
バテ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和通しょうわどおりに二つ並んで建ちかかっている大ビルディングの鉄骨構造をねらったピントの中へ板橋いたばしあたりから来たかと思う駄馬だばが顔を出したり
カメラをさげて (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
すると広い牧場のようなところに、馬が三匹立っていた。それがいずれも小汚こぎたない駄馬だうまだったのではなはだ愉快であった。のみならず、そのうちの一匹がどうしても大重君を乗せようと云わない。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
だから、今日の寺田は一代の一の字をねらって、1の番号ばかし執拗しつように追い続けていた。その馬がどんな馬であろうと頓着とんちゃくせず、勝負にならぬような駄馬バテであればあるほど、自虐じぎゃくめいた快感があった。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)