“駄菓子屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だがしや78.6%
だぐわしや21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔は、こんなものは、駄菓子屋(だがしや)の景物などに、ただでくれたしろものだが、いまはこんなものでも、買うとなると決して安くないだろう。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
駄菓子屋(だがしや)の店先などに丸い笊(ざる)の中に打ち重ねて盛りあげられた南京豆の三角形の紙袋を見ると買わずには通り過ぎることが出来ない位でした。
三角形の恐怖 (新字新仮名) / 海野十三(著)
煙草(たばこ)を買(か)ひながら聞(き)くと、土地(とち)に數(かず)の多(おほ)い犬(いぬ)が、俥(くるま)に吠附(ほえつ)き戲(ざ)れかゝるのを追拂(おひはら)ふためださうである。駄菓子屋(だぐわしや)の縁臺(えんだい)にも、船宿(ふなやど)の軒下(のきした)にも、蒲燒屋(かばやきや)の土間(どま)にも成程(なるほど)居(ゐ)たが。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そして街から街へ、先に云つたやうな裏通りを歩いたり、駄菓子屋(だぐわしや)の前で立留(たちどま)つたり、乾物屋(かんぶつや)の乾蝦(ほしえび)や棒鱈(ぼうだら)や湯葉(ゆば)を眺めたり、たうとう私は二條の方へ寺町(てらまち)を下(さが)り其處の果物屋(くだものや)で足を留めた。
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)