“果物屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くだものや90.9%
あかもんや9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
品物を窓に向って差出している果物屋くだものやがいたが、その男もKもついうっかりして、それの手押車でKは危うく押し倒されるところだった。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
二人の老人は、前日フォーシュルヴァンがコゼットを預けておいたシュマン・ヴェール街の果物屋くだものやへ行って、コゼットを連れてきたのである。
果物屋はええ商売やとふと思うと、もういても立ってもいられず、柳吉が浄瑠璃の稽古から帰って来ると、早速「果物屋あかもんやをやれへんか」柳吉は乗気にならなかった。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)