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果物籃
ふりがな文庫
“果物籃”の読み方と例文
読み方
割合
くだものかご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くだものかご
(逆引き)
彼は
果物籃
(
くだものかご
)
の
葢
(
ふた
)
の間へ、「御病気はいかがですか。これは吉川の奥さんからのお見舞です」と書いた名刺を
挿
(
さ
)
し込んだ
後
(
あと
)
で、下女を呼んだ。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その上清子はただ
間
(
ま
)
を
外
(
はず
)
しただけではなかった。彼女は
先刻
(
さっき
)
津田が吉川夫人の名前で贈りものにした大きな
果物籃
(
くだものかご
)
を両手でぶら
提
(
さ
)
げたまま、縁側の隅から出て来たのである。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
単に彼と応接する
煩
(
わずら
)
わしさ、もしくはそれから起り得る
嫌疑
(
けんぎ
)
を避けようとするのが彼女の
当体
(
とうたい
)
であったにしたところで、
果物籃
(
くだものかご
)
の礼はそれを持って来た本人に会って云うのが、順であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
果物籃(くだものかご)の例文をもっと
(1作品)
見る
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
籃
漢検1級
部首:⽵
20画
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