“果物店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くだものみせ75.0%
フルーツパーラー25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木地細工の盆や、茶たくや、こまや、玩具おもちゃなどを並べている。其の隣りには、果物店くだものみせがあった。また絵はがきをも売っている。
渋温泉の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
裸の電燈が細長い螺旋棒らせんぼうをきりきり眼の中へ刺し込んで來る往來に立つてまた近所にある鎰屋かぎやの二階の硝子窓をすかして眺めた此の果物店くだものみせの眺めほど
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
……彼女は、ボストンの郊外に、母親と二人で小さな果物店フルーツパーラーを経営してゐるさうだ。
明るく・暗く (新字旧仮名) / 牧野信一(著)