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笊
ふりがな文庫
“笊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざる
99.5%
いかき
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざる
(逆引き)
佐藤は市川で
笊
(
ざる
)
や籠をつくつて卸売をしてゐる家の主人とは商売柄心やすくしてゐたので、頼み込んで其家の一間を貸してもらつた。
にぎり飯
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
お栄はそんなことを胸に浮べながら独りで部屋を片附け、それから勝手の方へ行つて
笊
(
ざる
)
の中に入れてあつた
馬鈴薯
(
じやがいも
)
の皮を
剥
(
む
)
き始めた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
笊(ざる)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いかき
(逆引き)
笊
(
いかき
)
のような恰好をした山があるんで、そこを通った時は、此処はイカキ山だなと云うことが分ったと云います。
紀伊国狐憑漆掻語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
笊(いかき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“笊(ざる)”の解説
ざる(笊)とは、竹の薄片やプラスチックなどで編んで、円く、くぼんだ形につくった器のこと。
(出典:Wikipedia)
笊
漢検1級
部首:⽵
10画
“笊”を含む語句
空笊
目笊
小笊
鉄砲笊
竹笊
笊碁
大笊
笊森
笊蕎麦
古笊
笊鉦
銭笊
揚笊
蝮笊
米浙笊
糸笊
縁附丸笊
肥笊
笊目
鐵砲笊
...
“笊”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
泉鏡太郎
泉鏡花
島崎藤村
木暮理太郎
林不忘
南方熊楠
直木三十五
柳宗悦