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『紀伊国狐憑漆掻語』
ふりがな文庫
『
紀伊国狐憑漆掻語
(
きいのくにのきつねうるしかきにつくはなし
)
』
漆掻きと云ったって都会の人は御存知ないかも知れませんが、山の中へ這入って行って漆の樹からうるしの汁をしぼるんです。いいえ、なかなか、百姓の片手間ではありません。ちゃんとそれを専門にする者があったんで、近頃はめったに見かけませんけれども、外国 …
著者
谷崎潤一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1931(昭和6)年9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
其方
(
そっち
)
字
(
あざ
)
上
(
あが
)
此方
(
こっち
)
滲
(
し
)
家
(
いえ
)
淵
(
ぶち
)
笊
(
いかき
)
庇
(
ひさし
)
鈎
(
はり
)
行
(
い
)
袋
(
ふくろ
)
澱
(
よど
)
私
(
わたし
)
箆
(
へら
)
篏
(
は
)
粘
(
ねば
)
素手
(
すで
)
法被
(
はっぴ
)
覗
(
のぞ
)
鉄気
(
かなけ
)
鉈
(
なた
)
閾
(
しきい
)
雑木
(
ぞうき
)
餘所
(
よそ
)
高脚
(
たかあし
)
慌
(
あわ
)
丑寅
(
うしとら
)
仕業
(
しわざ
)
家
(
うち
)
尤
(
もっと
)
尻尾
(
しっぽ
)
崖
(
がけ
)
復
(
かえ
)
恐恐
(
こわごわ
)
漆鉋
(
うるしかんな
)
憑
(
つ
)
掴
(
つか
)
昨夜
(
ゆうべ
)
松脂
(
まつやに
)
欅
(
けやき
)
河童
(
かっぱ
)
渇
(
かわ
)