トップ
>
滲
ふりがな文庫
“滲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にじ
65.9%
し
33.1%
に
0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にじ
(逆引き)
私は有島武郎さんの作品を
讀
(
よ
)
んで、作品のうちに
滲
(
にじ
)
んでゐる作者の心の
世界
(
せかい
)
といふものゝ大きさや、強さといふものを深く
感
(
かん
)
じます。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
滲(にじ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
し
(逆引き)
それは
如何
(
いか
)
にも智識階級だけのもので、あくまで雅潤な味をたのしむものではあっても、民族の間には
滲
(
し
)
みこんでゆかないのである。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
滲(し)の例文をもっと
(50作品+)
見る
に
(逆引き)
女の一生の悲劇の
大団円
(
カターストロフ
)
であった。啓吉は暗然として、
滲
(
に
)
じむ
涙
(
なみだ
)
を押えながら面を
背
(
そむ
)
けてそこを去った。
死者を嗤う
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
滲(に)の例文をもっと
(3作品)
見る
滲
漢検1級
部首:⽔
14画
“滲”を含む語句
滲出
滲透
滲染
滲入
吹滲
油滲
浸滲
滲々
滲出物
滲徹
滲透圧
滲透性
身滲
“滲”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
谷崎潤一郎
山本周五郎
柳宗悦
徳田秋声
北原白秋
海野十三
林不忘
高村光雲