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滲入
ふりがな文庫
“滲入”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんにゅう
50.0%
しみい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんにゅう
(逆引き)
家で製したパンでもあるいは買ったパンでも新しい内は水分が
鬆
(
す
)
の中に籠っていて胃液の
滲入
(
しんにゅう
)
を妨げますから新しいパンは多く焼いて食べます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
新しいパンは水分が多くって
鬆
(
す
)
の中へ水分が充ちているから胃中へ入った時胃液が
滲入
(
しんにゅう
)
しないで消化が悪い。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
滲入(しんにゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
しみい
(逆引き)
然しジツと物の色に
滲入
(
しみい
)
る光では無く、軽く物の表に
浮
(
うは
)
ついて動く光である。向うから高下駄を
穿
(
は
)
いて、雨傘をさした職工らしい男が来る。番傘がキラ/\と目に
閃
(
きらめ
)
いた。
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
その心持が彼に
滲入
(
しみい
)
つた時に、冷たい感覚が彼の背筋の真中を、
閃
(
ひらめ
)
くが如くに直下した。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
滲入(しみい)の例文をもっと
(2作品)
見る
滲
漢検1級
部首:⽔
14画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“滲”で始まる語句
滲
滲透
滲出
滲染
滲徹
滲々
滲出物
滲透圧
滲透性
“滲入”のふりがなが多い著者
真山青果
村井弦斎
佐藤春夫