“しみい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シミイ
語句割合
滲入50.0%
沁入25.0%
浸入25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その心持が彼に滲入しみいつた時に、冷たい感覚が彼の背筋の真中を、ひらめくが如くに直下した。
骨に沁入しみいあつ情誼じょうぎだった。
おもかげ抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
柱をめぐり襖をくゞり、壁に浸入しみいる如くなり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)