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鉄気
ふりがな文庫
“鉄気”の読み方と例文
読み方
割合
かなけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなけ
(逆引き)
然し、その重い網扉がけたたましい車金具の音と共に開かれ、
鉄気
(
かなけ
)
が鼻頭から遠ざかると同時に、密閉された熱気でムッと噎せ返るような臭気を、真近に感じた。
夢殿殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「
南部
(
なんぶ
)
が何と言っても、京都には敵いません。値段も倍から違います。
鉄気
(
かなけ
)
の出ないこと
請合
(
うけあい
)
です」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ところでガータロと云う奴は
鉄気
(
かなけ
)
を嫌うもんですから、そう云う時には、何んでも構わない、鉄気のものを水の中へ投げさえすれば助かるんで、ふっとそのことを思い出して
紀伊国狐憑漆掻語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
鉄気(かなけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“鉄気”で始まる語句
鉄気水
検索の候補
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蒸気鉄鎚
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小島烏水
小栗虫太郎
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谷崎潤一郎
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