“南部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんぶ89.7%
みなべ3.4%
サウス3.4%
ミデイ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青森県のままごと方言は色々あるが、だいたいに南部なんぶ領はオフルメヤコ、津軽つがる領はオヒルマイコまたはジサイコナコというのがひろい。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
日高ひだか郡ばかりでも弘法井は南部みなべ東吉田ひがしよしだ、上南部の熊岡、東内原ひがしうちはら原谷はらたににもあり、西内原の池田の大師堂の近くにもありました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
見物してみたいと思っておったいわゆる南部サウス地方に、四年前しばらく滞在し、かの南北戦争の舞台とも言うべき場所を視察し、また当時、事に当たった人々の子弟にまじわって旧事を聞き
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
近県六市から荒牛トオロオの代表を一頭ずつ選び、牛の競走フェラードやら牛の角力コンバ・ド・トオロオを行なうというので、元来お国自慢の南部ミデイの面々、日ごろたしなむ舌術に拍車をかけ、おのが郷里の牛こそは