“南部坂”の読み方と例文
読み方割合
なんぶざか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、うたうは南部坂なんぶざか雪の別れの一節だった。この節は、すこぶる古い節まわしだった。このうたい手は、砂の中から首だけだして、向うの壁に向いたまま、真赤になって唸っているのだった。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)