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篏
ふりがな文庫
“篏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
は
71.8%
はま
23.5%
い
2.4%
はさ
1.2%
はめ
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
民譚或はほかひ人の芸謡などの長篇の抒情詩を
篏
(
は
)
めこんで喜んだ遊戯態度が、進んで純文学動機を、創作の上に発生させたのである。
短歌本質成立の時代:万葉集以後の歌風の見わたし
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
篏(は)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はま
(逆引き)
「人相はともかく、問答に事よせて、
顔色
(
がんしょく
)
を
覗
(
うかが
)
いにまいった。御落胤か、
偽
(
いつわ
)
り者か、問答しながら、顔色を見ようと——うまうま
篏
(
はま
)
った」
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
篏(はま)の例文をもっと
(20作品)
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い
(逆引き)
父は店先でトン/\と桶の
箍
(
たが
)
を
篏
(
い
)
れてゐたし、母は水汲に出て行つた後で私は
悄然
(
せうぜん
)
と圍爐裏の隅に
蹲
(
うづくま
)
つて、もう人顏も見えぬ程薄暗くなつた中に、焚火の中へ竹屑を投げ入れては
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
篏(い)の例文をもっと
(2作品)
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はさ
(逆引き)
口一ぱい
篏
(
はさ
)
つた蜜柑はどうしても取り出しやうがなかつた。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
篏(はさ)の例文をもっと
(1作品)
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はめ
(逆引き)
外部
(
そと
)
には穏やかな日が、障子に
篏
(
はめ
)
めた
硝子越
(
ガラスごし
)
に薄く光っていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
篏(はめ)の例文をもっと
(1作品)
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篏
部首:⽵
15画
“篏”を含む語句
当篏
象篏
篏入硝子
篏制
篏木
篏木細工
篏硝子
篏込
篏飾
“篏”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
佐々木邦
三上於菟吉
与謝野寛
徳冨蘆花
水野葉舟
国枝史郎
倉田百三
小島烏水
大隈重信