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箍
ふりがな文庫
“箍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たが
98.8%
わ
1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たが
(逆引き)
たちまち
箍
(
たが
)
を外して、年甲斐もなく鍵を掛けた妻の寝室の扉に体当りでもしかねまじいのを、自分ながらハッと恐れたからであった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
段々監督が
箍
(
たが
)
をゆるめ、馬鹿らしいちゃりを入れ出したので、終りまで見る気がなくなったが、私はそこまで可なり愉快であった。
茶色っぽい町
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
箍(たが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
わ
(逆引き)
祖父から子供のをり冬の炉辺のつれ/″\に聞かされた
妖怪変化
(
えうくわいへんげ
)
に富んだ数々の
昔噺
(
むかしばなし
)
を、一寸法師の
桶屋
(
をけや
)
が
槌
(
つち
)
で
馬盥
(
ばだらひ
)
の
箍
(
わ
)
を
叩
(
たゝ
)
いてゐると箍が切れ
跳
(
は
)
ね飛ばされて天に上り雷さまの太鼓叩きに雇はれ
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
箍(わ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“箍”の解説
箍(たが)は、桶や樽など結物の部材を固定するための輪をいう。
(出典:Wikipedia)
箍
漢検1級
部首:⽵
14画
“箍”を含む語句
箍骨
金箍棒
如意金箍棒
張箍
箍捌
細箍
緊箍咒
金箍
鉄箍
“箍”のふりがなが多い著者
伊波普猷
中里介山
壺井栄
中勘助
橘外男
丘浅次郎
林不忘
葉山嘉樹
島崎藤村
ロマン・ロラン