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『茶色っぽい町』
ふりがな文庫
『
茶色っぽい町
(
ちゃいろっぽいまち
)
』
小石川——目白台へ住むようになってから、自然近いので山伏町、神楽坂などへ夜散歩に出かけることが多くなった。元、椿山荘のあった前の通りをずっと、講釈場裏の坂へおり、江戸川橋を彼方に渡って山伏町の通りに出る。そして近頃、その通りのつき当りに、何 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「読売新聞」1925(大正14)年10月26日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
君
(
くん
)
垂幕
(
たれまく
)
悠
(
ゆっ
)
犇
(
ひし
)
瞶
(
みつ
)
箍
(
たが
)
腓
(
こむら
)
踏躙
(
ふみにじ
)
馴染
(
なじみ
)