“昔噺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかしばなし84.2%
むがしこ10.5%
むかしばな5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に昔噺むかしばなしの絵葉書を発行、当時まだ絵ハガキの少い時代で極彩色の恐ろしく贅沢なもの、これもハガキ趣味のさきがけ。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
わらわ、めいめいの家さかえり、めいめいさまのこたつこさもぐり込んだずおん。いつもの晩げのごと、おなじ昔噺むがしこをし、聞くのだずおん。
雀こ (新字新仮名) / 太宰治(著)
あに様の御休日をえらび参り候て、心得になるはなしども聞き候え。拙もその日分り候わば、昔噺むかしばなしなりともしたたつかわし申すべし〔情思懇篤〕。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)