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昔時
ふりがな文庫
“昔時”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むかし
67.6%
せきじ
29.7%
いにしえ
2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし
(逆引き)
今の中等人士は
昔時
(
むかし
)
の御大名同様に人の手から手へ渡って行って、ひどく
大切
(
だいじ
)
にされまするので、山も坂も有ったものじゃあ有りません。
旅行の今昔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
昔時(むかし)の例文をもっと
(25作品)
見る
せきじ
(逆引き)
而
(
しか
)
して今日交戦国の蒙る経済上の損害は、経済の発達せるだけ、経済未発達の
昔時
(
せきじ
)
に比して、多大なることは言うまでもない。
世界平和の趨勢
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
昔時(せきじ)の例文をもっと
(11作品)
見る
いにしえ
(逆引き)
その頃吉原には、
金瓶楼
(
きんぺいろう
)
今紫
(
いまむらさき
)
が名高い一人であった。彼女は
昔時
(
いにしえ
)
の
太夫職
(
たゆうしょく
)
の誇りをとどめた才色兼美の女で、廃藩置県のころの諸侯を呼びよせたものである。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
昔時(いにしえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“昔時”の意味
《名詞》
昔時(せきじ)
過去の一時期。
(出典:Wiktionary)
昔
常用漢字
小3
部首:⽇
8画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“昔”で始まる語句
昔
昔日
昔気質
昔馴染
昔噺
昔語
昔話
昔者
昔風
昔年
“昔時”のふりがなが多い著者
幸田露伴
押川春浪
亀井勝一郎
木下尚江
三遊亭円朝
島崎藤村
大隈重信
新渡戸稲造
作者不詳
長谷川時雨