“昔話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかしばなし81.3%
むかしばな6.3%
むかばなし6.3%
ムカシコ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔話むかしばなしに、よくこれにたことがあったのをききましたが、かれは、いまそれが自分じぶんうえであることにおどろき、おそれたのであります。
銀のつえ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「君、昔話むかしばなしにゴージアン・ノットと云うのがあるじゃないか。知ってるかい」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
伯爵はくしゃく昔話むかばなし
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
たまに早仕舞いをしたときは銭湯へ行ってゆっくり手足を伸ばしてくるか、隣家の紺屋へ遊びに行って同じくに生れの婆様から昔話ムカシコをきくのが、このうえない安楽だった。
鴻ノ巣女房 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)