“昔者”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むかしもの62.5%
せきしゃ12.5%
むかし12.5%
むかしは12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“昔者”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 関東地方50.0%
社会科学 > 教育 > 教育学・教育思想7.7%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗6.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「わたくしなぞは昔者むかしものですから、新暦になっても煤掃きは十三日、それが江戸以来の習わしでしてね」
半七捕物帳:61 吉良の脇指 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
取り分けてわたくしなぞは昔者むかしものですから、ああいう芝居を見せられると、総身そうみがぞくぞくして来て、思わず成田屋ァと呶鳴りましたよ。
昔者せきしゃ、旧水戸藩において学校の教育と一藩の政事とを混一していわゆる政治教育の風をなし、士民中はなはだ穏かならざりしことあり。
政事と教育と分離すべし (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この御会式、昔者せきしゃは今よりも荘厳にものされた代りには、お籠りの男女、夜暗に互いのおもいを通わせ、日頃の恋をその夜に遂ぐるなど、とんだ粋ごとも行われて、あんまり一貫三百ただ取りでもなかったらしく、団扇太鼓の響きと共に
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
昔者むかしプラトー、ソクラテスの口をして曰わしめて曰く、“It is not mere life, but a good life that we court”と。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
昔者むかし加藤嘉明よしあき言へるあり。
昔者むかしはカーライル、弊衣を着、破帽をいたゞいて、一日馬車を竜動ロンドン街頭にる。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
昔者むかしは道士があって、じゅとなえ鬼を役して灑掃さいそうせしめたそうだ。
鴎外漁史とは誰ぞ (新字新仮名) / 森鴎外(著)