“精鋭”の読み方と例文
読み方割合
せいえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ましてや、いまここに集められたほどの者は、みなへいぜいから、咲耶子さくやこ胡蝶こちょうの陣に、りにねり、きたえにきたえられた精鋭せいえいぞろい。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弩竜号は、おどろくべき精鋭せいえいなる武装船ぶそうせんであった。総トン数は、一万トンに近かったが、潜水も出来るし、浮かべばちょっとした貨物船に見えた。
〔評〕十年のなん、賊の精鋭せいえい熊本城下にあつまる。而て援軍えんぐん未だ達せず。谷中將死を以て之を守り、少しも動かず。賊勢ぞくせい遂に屈し、其兵を東する能はず。昔者むかし加藤嘉明よしあき言へるあり。