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精鋭
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せいえい
ふりがな文庫
“
精鋭
(
せいえい
)” の例文
ましてや、いまここに集められたほどの者は、みなへいぜいから、
咲耶子
(
さくやこ
)
の
胡蝶
(
こちょう
)
の陣に、
練
(
ね
)
りにねり、
鍛
(
きた
)
えにきたえられた
精鋭
(
せいえい
)
ぞろい。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弩竜号は、おどろくべき
精鋭
(
せいえい
)
なる
武装船
(
ぶそうせん
)
であった。総トン数は、一万トンに近かったが、潜水も出来るし、浮かべばちょっとした貨物船に見えた。
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
〔評〕十年の
難
(
なん
)
、賊の
精鋭
(
せいえい
)
熊本城下に
聚
(
あつま
)
る。而て
援軍
(
えんぐん
)
未だ達せず。谷中將死を以て之を守り、少しも動かず。
賊勢
(
ぞくせい
)
遂に屈し、其兵を東する能はず。
昔者
(
むかし
)
加藤
嘉明
(
よしあき
)
言へるあり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
また、人穴城では、いまの敗北をいかった
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
がこんどはみずから
望楼
(
ぼうろう
)
をくだり、さらに
精鋭
(
せいえい
)
の
野武士
(
のぶし
)
千人をすぐって
嵐
(
あらし
)
のごとく
殺到
(
さっとう
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「案ずるな、入道。玄蕃が麾下の
精鋭
(
せいえい
)
は、進まば
破竹
(
はちく
)
、守れば鉄壁。未だかつて、
辱
(
はじ
)
を取った
例
(
ため
)
しはない」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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しばしは、鳴りもやまず、
三河勢
(
みかわぜい
)
はその勢いと、
新手
(
あらて
)
の
精鋭
(
せいえい
)
のために、さんざんになって敗走した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“精鋭”の意味
《名詞》
精鋭(せいえい)
優れて鋭いこと。また、選り抜かれた人、特に兵士。
(出典:Wiktionary)
“精鋭(エリート)”の解説
エリート(fr: élite、en: elite)は、社会や集団の中で優秀とされる人間や集団。あるいは社会や集団などで、指導的、支配的な役割を受け持つ層。日本語訳は選良、精鋭など。
(出典:Wikipedia)
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
鋭
常用漢字
中学
部首:⾦
15画
“精鋭”で始まる語句
精鋭無比