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破竹
ふりがな文庫
“破竹”の読み方と例文
読み方
割合
はちく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はちく
(逆引き)
直義の大軍勢は、
破竹
(
はちく
)
の勢いで、備前和気郡の
三石
(
みついし
)
へかかっていた。——船坂峠へかけて、ここは山陽第一の
嶮
(
けん
)
といわれる砦である。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
治承五年の春を迎ふれば、世愈〻亂れ、都に程なき信濃には、木曾の次郎が兵を起して、兵衞佐と
相應
(
あひおう
)
じて其勢ひ
破竹
(
はちく
)
の如し。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
「歌よみに与ふる書」の論鋒
破竹
(
はちく
)
の如きは言ふを待たず。小説戯曲
等
(
とう
)
を論ずるも、今なほ僕等に適切なるものあり。こは
独
(
ひと
)
り僕のみならず、
佐藤春夫
(
さとうはるを
)
も
亦
(
また
)
力説
(
りよくせつ
)
する所。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
破竹(はちく)の例文をもっと
(13作品)
見る
“破竹”の意味
《名詞》
破竹(はちく)
竹を割ること。
(「破竹の勢い」より) 急速に勢力が伸びる事。
(出典:Wiktionary)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘
“破竹”のふりがなが多い著者
秋月種樹
高山樗牛
吉川英治
芥川竜之介