“破片”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かけら53.4%
はへん29.1%
かけ11.7%
くだけ1.9%
こわれ1.9%
こはれ1.0%
われ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猩々はまた黙つて小娘のお喋舌に耳を傾けてゐたが、暫くすると、娘をいたはるやうに手に持つた食物破片をそつと呉れてやつた。
いで遺跡さぐりにき、貝塚だらけにつてり、掘出したる土器破片背負ひ、うしてつて井戸端ふ。
ちょっとした石瓦のような仏様の破片でもあると必ず右へしてって行く。それは決して悪い事ではない。これには因縁があります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
土瓦破片を以て身をきつつ灰の中に坐する有様であった。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
寺男は両手を深くその中に差入れたり、両足の爪先で穴の隅々を探ったりして、小さな髑髏を三つと、離れ離れの骨と、腐った棺桶破片とを掘出した。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その破片が引力によつて中心に吸集されると、ひとつ道がかなた至上高點に卷込まれて消失せる處は、稻魂の光明に包まれた「三角」である。
さしあげた腕 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
「おい、みんな見ろやい!」と、別の一人が甕の破片を手に取りあげながら言つた。その甕の残りの半分だけがチェレヸークの頭に被さつてゐるのだつた。