トップ
>
井戸端
ふりがな文庫
“井戸端”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いどばた
71.4%
ゐどばた
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いどばた
(逆引き)
千三は
井戸端
(
いどばた
)
へでて胸一ぱいに新鮮な空気を呼吸した、それからかれはすっぱだかになって十杯のつるべ水を浴びて身をきよめた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
いちじくの葉かげから見えたのは、しごき一つのだらしない寝巻き姿が、
楊枝
(
ようじ
)
をくわえて、
井戸端
(
いどばた
)
からこちらを見て笑っている。
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
井戸端(いどばた)の例文をもっと
(30作品)
見る
ゐどばた
(逆引き)
鍬
(
くは
)
を
擔
(
かつ
)
いで
遺跡
(
ゐせき
)
さぐりに
歩
(
ある
)
き、
貝塚
(
かひづか
)
を
泥
(
どろ
)
だらけに
成
(
な
)
つて
掘
(
ほ
)
り、
其
(
その
)
掘出
(
ほりだ
)
したる
土器
(
どき
)
の
破片
(
はへん
)
を
背負
(
せお
)
ひ、
然
(
さ
)
うして
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
つて
井戸端
(
ゐどばた
)
で
洗
(
あら
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
井戸端
(
ゐどばた
)
にぼつさりと
茂
(
しげ
)
りながら
日中
(
につちう
)
の
暑
(
あつ
)
さにぐつたりと
葉
(
は
)
が
萎
(
しを
)
れて
居
(
ゐ
)
る
鳳仙花
(
ほうせんくわ
)
の、やつと
縋
(
すが
)
つて
居
(
ゐ
)
る
花
(
はな
)
が
手拭
(
てぬぐひ
)
の
端
(
はし
)
に
觸
(
ふ
)
れてぼろつと
落
(
お
)
ちた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
井戸端(ゐどばた)の例文をもっと
(12作品)
見る
“井戸端(井戸端会議)”の解説
井戸端会議(いどばたかいぎ)は、かつて長屋の女たちが共同井戸に集まり、水くみや洗濯などをしながら世間話や噂話に興じたさま。主婦同士などによる世間話のこと。
(出典:Wikipedia)
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“井戸”で始まる語句
井戸
井戸側
井戸辺
井戸傍
井戸掘
井戸川
井戸新
井戸水
井戸流
井戸底
検索の候補
井戸
亀井戸
空井戸
井戸側
釣瓶井戸
古井戸
内井戸
井戸傍
戸端口
掘井戸
“井戸端”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
岩野泡鳴
泉鏡太郎
江見水蔭
徳田秋声
林芙美子
夏目漱石
伊藤左千夫
樋口一葉
泉鏡花