“井戸流”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いどながし50.0%
ゐどながし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御米はある日裏にいる下女に云いつける用ができたので、井戸流いどながしそばに置いたたらいの傍まで行って話をしたついでに、ながしむこうへ渡ろうとして、青いこけの生えているれた板の上へ尻持しりもちを突いた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
御米およねはあるうらにゐる下女げぢよけるよう出來できたので、井戸流ゐどながしそばいたたらひ傍迄そばまでつてはなしをしたついでに、ながしむかふわたらうとして、あをこけへてゐるれたいたうへ尻持しりもちいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)