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盥
ふりがな文庫
“盥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たらい
76.8%
たらひ
18.3%
だらい
2.8%
たれえ
0.8%
だらひ
0.4%
てあら
0.4%
てあらひ
0.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たらい
(逆引き)
家の南側に、
釣瓶
(
)
を伏せた井戸があるが、十時ころになると、天気さえよければ、細君はそこに
盥
(
)
を持ち出して、しきりに
洗濯
(
)
をやる。
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
盥(たらい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たらひ
(逆引き)
「すると、お
狩場
(
)
の四郎が忍び込んで、兼松の着物を着てお美代を殺し、その着物を井戸端の
盥
(
)
に漬けて行つたことになるが——」
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盥(たらひ)の例文をもっと
(45作品)
見る
だらい
(逆引き)
女中や番頭に取り巻かれて、すすぎ
盥
(
)
の前へ腰かけたのは、商家の
内儀
(
)
らしい年増の女と、地味な
縞
(
)
ものを着た
手代
(
)
風の男であった。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
盥(だらい)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
たれえ
(逆引き)
木崎の親類で留められて居るんだんべーって云って居やんした、五八、われえ其所を片付けて
盥
(
)
をあげろ、戸口に立って居りやんすのは誰だ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
盥(たれえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
だらひ
(逆引き)
二枚の着物——繼だらけの仕事着と小綺麗な
袢纒
(
)
が、大
盥
(
)
の中に入れて、水に漬けてありますが、それは今朝お光の死骸を見付けた時、それを崖の上へ抱き上げようとして
銭形平次捕物控:198 狼の牙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盥(だらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
てあら
(逆引き)
常並
(
)
の人の
紵
(
)
を
績
(
)
には
唾液
(
)
を用ふれども、ちゞみの
紵績
(
)
には
茶碗
(
)
やうの物に水をたくはひてこれをもちふ。
事毎
(
)
に
盥
(
)
ひ座を
清
(
)
めてこれをなすなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盥(てあら)の例文をもっと
(1作品)
見る
てあらひ
(逆引き)
その
中央
(
)
に
機
(
)
を
建
(
)
る、
是
(
)
を
御機屋
(
)
と
唱
(
)
へて
神
(
)
の
在
(
)
がごとく
畏尊
(
)
ひ、
織人
(
)
の
外
(
)
他人を入れず、
織女
(
)
は
別火
(
)
を
食
(
)
し、
御機
(
)
にかゝる時は衣服をあらため、
塩垢離
(
)
をとり、
盥
(
)
漱
(
)
ぎこと/″\く
身
(
)
を
清
(
)
む
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盥(てあらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“盥(たらい)”の解説
たらい(盥、タライ、en: Washbasin、en: Washtub)とは、平たい桶の一種。通常丸い形をしており、比較的浅い。
(出典:Wikipedia)
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
“盥”の関連語
金盥
“盥”を含む語句
馬盥
大盥
手水盥
金盥
銅盥
行水盥
水盥
洗手盥
盥舟
洗足盥
耳盥
鬢盥
盥廻
小盥
洗濯盥
盥卓
盥嗽
盥盤
足盥
盥船
...
“盥”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
林不忘
中里介山
島崎藤村
谷崎潤一郎
吉川英治
南方熊楠
泉鏡花
夏目漱石
長谷川時雨