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盥廻
ふりがな文庫
“盥廻”の読み方と例文
読み方
割合
たらいまわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たらいまわ
(逆引き)
結局苦しみの
盥廻
(
たらいまわ
)
しをするだけのことで、苦しみそのものの救いにもならないし、解消にもならないということを、米友はよく知っておりました。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
サモアから
濠洲
(
ごうしゅう
)
へ、濠洲から独領西南アフリカヘ、アフリカから独逸本国へ、独逸から又ミクロネシアヘと、
盥廻
(
たらいまわ
)
しに監禁護送されて来たのである。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
また
新物
(
あらもの
)
にするといったふうに、
盥廻
(
たらいまわ
)
しがきいたり、金銀のお支払いなどもおよそ目分量みたいなものでしたがね
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
盥廻(たらいまわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“盥”で始まる語句
盥
盥卓
盥嗽
盥盤
盥舟
盥髪
盥山
盥漱
盥結
盥船
“盥廻”のふりがなが多い著者
中島敦
中里介山
吉川英治
岡本かの子