“銅盥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなだらい80.0%
かなだらひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お君にからだを拭かせて、島田を解いて結び髪にして、銅盥の水で顔を洗って、彼女は自分の浴衣に着かえた。ほかの者もみな帰り支度をした。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
銅盥に湯を取らせ、綸巻を洗ひかけしに、賀客のふ声あり。其のまゝ片隅に推しやり、手を拭ひながら之を迎へ入る。
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
向日葵の花、磨き立てた銅盥の輝きを持つて、によつきりと光と熱との中に咲いてゐる。歩み移る太陽の方にかすかに面を傾くるといふにもこの花のあはれさが感ぜられる。