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銅盥
ふりがな文庫
“銅盥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなだらい
80.0%
かなだらひ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなだらい
(逆引き)
お君にからだを拭かせて、島田を解いて結び髪にして、
銅盥
(
かなだらい
)
の水で顔を洗って、彼女は自分の浴衣に着かえた。ほかの者もみな帰り支度をした。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
銅盥
(
かなだらい
)
に湯を取らせ、綸巻を洗ひかけしに、賀客の
訪
(
おとな
)
ふ声あり。其のまゝ片隅に推しやり、手を拭ひながら之を迎へ入る。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
銅盥(かなだらい)の例文をもっと
(4作品)
見る
かなだらひ
(逆引き)
向日葵
(
ひまはり
)
の花、磨き立てた
銅盥
(
かなだらひ
)
の輝きを持つて、によつきりと光と熱との中に咲いてゐる。歩み移る太陽の方にかすかに面を傾くるといふにもこの花のあはれさが感ぜられる。
樹木とその葉:12 夏のよろこび
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
銅盥(かなだらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
“銅”で始まる語句
銅
銅鑼
銅壺
銅貨
銅色
銅像
銅羅
銅鈴
銅雀台
銅板
“銅盥”のふりがなが多い著者
石井研堂
三遊亭円朝
若山牧水
岡本綺堂