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銅壺
ふりがな文庫
“銅壺”の読み方と例文
読み方
割合
どうこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうこ
(逆引き)
と、隣り座敷から不意に呼びかけたものがあったには、ピグミーもびっくり仰天して、思わず手に持てる
銅壺
(
どうこ
)
を取落そうとしました。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
お増は
楊枝
(
ようじ
)
や粉を、自身浅井にあてがってから、
銅壺
(
どうこ
)
から
微温湯
(
ぬるまゆ
)
を汲んだ
金盥
(
かなだらい
)
や、石鹸箱などを、硝子戸の外の縁側へ持って行った。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
平次はお勝手へ行つて、眞つ暗な中で徳利と乾物を搜して來ると、不器用な手つきで膳の上へ並べ、徳利の尻を
銅壺
(
どうこ
)
に突つ込みました。
銭形平次捕物控:263 死の踊り子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
銅壺(どうこ)の例文をもっと
(64作品)
見る
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
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中里介山