“どうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銅壺95.5%
銅壷3.0%
洞庫1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お増は楊枝ようじや粉を、自身浅井にあてがってから、銅壺どうこから微温湯ぬるまゆを汲んだ金盥かなだらいや、石鹸箱などを、硝子戸の外の縁側へ持って行った。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
銅壷どうこはまたかならず毎日清潔によく洗い、火鉢におかゆなどがかけてあるために、鉄びんの冷えているときは、いつでも銅壷のお湯で、お茶などの間に合うように、銅壷のお湯をとったら
女中訓 (新字新仮名) / 羽仁もと子(著)
茶立口、上だんふちつきの床、洞庫どうこ釣棚つりだな等すべて本格。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)