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金盥
ふりがな文庫
“金盥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなだらい
88.3%
かなだらひ
11.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなだらい
(逆引き)
適当な
花瓶
(
かびん
)
がなかったからしばらく
金盥
(
かなだらい
)
へ入れておいた。室咲きであるせいか、あのひばりの声を思わせるような強い香がなかった。
病室の花
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「そんなこったろうと思った。やれやれ、とんだ
御馳走
(
ごちそう
)
だ。エルネスチイヌ、急いで
金盥
(
かなだらい
)
を持っといで。そら、お前の用事ができた」
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
金盥(かなだらい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かなだらひ
(逆引き)
次の部屋の火鉢に、しゆんしゆんと煮えたつてゐる湯を
金盥
(
かなだらひ
)
にうつして、それにタオルを浸し、富岡は、ゆき子の顔を拭いてやつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
振返
(
ふりかへ
)
り樣三刀四刀に切殺せり其中に下女は
表
(
おもて
)
へ
迯出
(
にげいで
)
人殺々々
(
ひとごろし/\
)
と
呼
(
よば
)
はりながら
金盥
(
かなだらひ
)
を
叩
(
たゝ
)
き立てしかば近隣の人々
馳付
(
はせつけ
)
る樣子を見て金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
金盥(かなだらひ)の例文をもっと
(12作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
“金盥”の関連語
盥
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚
金輪際
“金盥”のふりがなが多い著者
夏目漱石
徳田秋声
素木しづ
水野仙子
パウル・トーマス・マン
作者不詳
国木田独歩
南方熊楠
蘭郁二郎
谷崎潤一郎