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金輪際
ふりがな文庫
“金輪際”の読み方と例文
読み方
割合
こんりんざい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんりんざい
(逆引き)
ましてこの竹生島の周囲は、深いことに於て、竹生島そのものが
金輪際
(
こんりんざい
)
から浮き出でているというのだから、始末の悪いこと
夥
(
おびただ
)
しい。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「よし、こうなったら、やぶれかぶれ。おれはきさまを
詛
(
のろ
)
ってやる。
金輪際
(
こんりんざい
)
まで詛ってやる。今更、この期になってびくつくまいぞ」
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
しかし、いったん
己
(
おのれ
)
の位置の悲劇性を悟ったが最後、
金輪際
(
こんりんざい
)
、正しく美しい生活を
真面目
(
まじめ
)
に続けていくことができないに違いない。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
金輪際(こんりんざい)の例文をもっと
(64作品)
見る
“金輪際”の意味
《副詞》
〔否定表現を伴って〕絶対に。断じて。徹頭徹尾。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“金輪”で始まる語句
金輪
金輪寺
金輪奈落
金輪寺混外
金輪砲
検索の候補
金輪
金覆輪
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輪金
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金輸際
菎輪際
一字金輪
仏眼金輪
“金輪際”のふりがなが多い著者
上司小剣
林不忘
谷譲次
佐野昌一
下村千秋
壺井栄
中里介山
淡島寒月
有島武郎
吉川英治