“金輪寺混外”の読み方と例文
読み方割合
こんりんじこんげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第九は木村定良さだよし、第十は石田梧堂、第十一は金輪寺混外こんりんじこんげで、皆茶山が蘭軒をして語を致さしめた人々である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
金輪寺混外こんりんじこんげは蘭軒の友で、蘭軒歿後には榛軒と交つた。榛軒はしば/\王子の金輪寺を訪うた。曾能子刀自はかう云ふことを記憶してゐる。某年に榛軒は王子権現の祭に招かれて金輪寺に往つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)