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詛
ふりがな文庫
“詛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のろ
88.7%
とこ
3.2%
のろひ
3.2%
じゅ
1.6%
のら
1.6%
のろい
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のろ
(逆引き)
「よし、こうなったら、やぶれかぶれ。おれはきさまを
詛
(
のろ
)
ってやる。
金輪際
(
こんりんざい
)
まで詛ってやる。今更、この期になってびくつくまいぞ」
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
詛(のろ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とこ
(逆引き)
「この
竹葉
(
たかば
)
の青むがごと、この竹葉の
萎
(
しな
)
ゆるがごと、青み萎えよ。またこの鹽の
盈
(
み
)
ち
乾
(
ふ
)
るがごと、盈ち
乾
(
ひ
)
よ。またこの石の沈むがごと、沈み臥せ」とかく
詛
(
とこ
)
ひて、
竈
(
へつひ
)
の上に置かしめき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
詛(とこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
のろひ
(逆引き)
今は
貴嬢
(
あなた
)
が
真正
(
ほんたう
)
に貴嬢の一心を以て、永遠の進退を定めなさるべき時機である、——愛の子か、
詛
(
のろひ
)
の子か——けれど君の姉さんが此際、
撰択
(
せんたく
)
の道を
過
(
あやま
)
つ如き
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
詛(のろひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
じゅ
(逆引き)
口のうちで、
祝文
(
しゅくもん
)
を唱え、
詛
(
じゅ
)
を切ること
三度
(
みたび
)
。なお黙祷やや久しゅうして、神気ようやくあたりにたちこめ、壇上壇下人声なく、天地万象また寂たるものであった。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
詛(じゅ)の例文をもっと
(1作品)
見る
のら
(逆引き)
長女が納れられざりしを恥ぢて
詛
(
のら
)
うたので、今に至るまで天皇命等の御命長くまさゞる也と有る。
詛言に就て
(旧字旧仮名)
/
南方熊楠
(著)
詛(のら)の例文をもっと
(1作品)
見る
のろい
(逆引き)
それでその兄が八年もの間、
乾
(
かわ
)
き
萎
(
しお
)
れ
病
(
や
)
み
伏
(
ふ
)
しました。そこでその兄が、
泣
(
な
)
き悲しんで願いましたから、その
詛
(
のろい
)
の物をもとに返しました。そこでその身がもとの通りに安らかになりました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
詛(のろい)の例文をもっと
(1作品)
見る
詛
漢検1級
部首:⾔
12画
“詛”を含む語句
呪詛
咒詛
呪詛調伏
詛言
一呪詛
厳咒詛
呪詛諸毒薬
咒詛調伏
怨詛
神詛
蠱毒呪詛
詛戸
“詛”のふりがなが多い著者
南方熊楠
アリギエリ・ダンテ
石川欣一
倉田百三
木下尚江
内村鑑三
紫式部
小島烏水
国木田独歩
鈴木三重吉