のろひ)” の例文
今は貴嬢あなた真正ほんたうに貴嬢の一心を以て、永遠の進退を定めなさるべき時機である、——愛の子か、のろひの子か——けれど君の姉さんが此際、撰択せんたくの道をあやまつ如き
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
雲間に生れしのろひの子等即ち飽いてその二重ふたへの腰をもてテゼオと爭へる者を憶へ 一二一—一二三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)