“呪詛”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じゅそ52.9%
のろい20.2%
のろ13.5%
じゆそ5.8%
のろひ4.8%
まじない1.9%
のろし1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“呪詛”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語7.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲7.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
唐沢の家を呪詛じゅそするような、その不快な通知状は、その翌日もその又翌日も、無心な配達夫にって運ばれて来た。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
現代に入って、舶載の学問芸術のお蔭で「流動進化」の思想と触れるに到っても、ややもすれば、新しい現代の生活を呪詛じゅそして
「女らしさ」とは何か (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
老僕の耳へ聞えるのは益々猛けり立つバルビューの声だけで、やがて其声は呪詛のろいとなり又はげしい怒罵ともなった。
物凄き人喰い花の怪 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
これが一種の乱心であるとか、何かの祟り呪詛のろいを受けている人間であるとかいうような事は、どうしても私には考えられなかった。
深見夫人の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
(たとい、しばらくの辛抱でも。男を呪詛のろう気のないのは、お綾さんにも幸福しあわせです。そうしておおきなさいまし。)
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
貴下あなた、慰めるにしても、気休めを言うにしても、何と云う、馬鹿な、可忌いまわしい、呪詛のろった事を云ったものでしょう。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
而してヤスナヤ・ポリヤナの老伯が近代文明呪詛じゆその声として、その一端をかの「芸術論」にあらはしたるに至りては、全く賛同の意を呈する能はざるなり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
いはんや天譴てんけんの不公平なるにも呪詛じゆその声を挙ぐる能はず。
逆法ぎやくはふしゆする呪詛のろひそう挙動ふるまいにはべくもない、が、われながらぎんなべで、ものを
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ちぎるるがごとひたわめく、呪詛のろひうゑ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
卜筮うらない呪詛まじない一切不信仰で、狐狸きつねたぬきが付くと云うようなことは初めから馬鹿にして少しも信じない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
帰らるゝなら帰つて見ろと、女どもが云つた呪詛まじないのやうなことばすごし、一足ひとあしむねを離れるが最後、岸破がばと野が落ちての底へ沈まうも知れずと
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
玉虫 呪詛のろしのしるしあらわれて、ここにふたつの生贄いけにえをならべた。
平家蟹 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)