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摧
ふりがな文庫
“摧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くだ
75.4%
くじ
18.8%
くだけ
2.9%
くだき
1.4%
しだ
1.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くだ
(逆引き)
夜半
(
よなか
)
に眼を覺すと、時々東のはづれで、
附添
(
つきそひ
)
のものが氷を
摧
(
くだ
)
く音がした。其の音が
已
(
や
)
むと同時に病人は死んだ。自分は日記に書き込んだ。
変な音
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
摧(くだ)の例文をもっと
(50作品+)
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くじ
(逆引き)
この冷やかな調子と、等しく冷やかな反問とが、登場の第一歩においてすでにお延の意気込を
恨
(
うら
)
めしく
摧
(
くじ
)
いた。彼女の予期は
外
(
はず
)
れた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
摧(くじ)の例文をもっと
(13作品)
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くだけ
(逆引き)
わが
岡
(
をか
)
の
龗神
(
おかみ
)
に
言
(
い
)
ひて
降
(
ふ
)
らしめし
雪
(
ゆき
)
の
摧
(
くだけ
)
し
其処
(
そこ
)
に
散
(
ち
)
りけむ 〔巻二・一〇四〕 藤原夫人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
摧(くだけ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
くだき
(逆引き)
しかれども信の心に
根
(
こん
)
する、深きものあり、浅きものあり。深きものは動し難く、浅きものは
揺
(
ゆら
)
し
易
(
やす
)
し。いま動し難きものにつきてこれを
蕩揺
(
とうよう
)
せば、幹折れ、枝
摧
(
くだき
)
て、その根いよいよ
蔓
(
まん
)
せん。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
摧(くだき)の例文をもっと
(1作品)
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しだ
(逆引き)
右近
(
うこん
)
の馬場を
右手
(
めて
)
に見て、何れ昔は
花園
(
はなぞの
)
の里、
霜枯
(
しもが
)
れし
野草
(
のぐさ
)
を心ある身に踏み
摧
(
しだ
)
きて、
太秦
(
うづまさ
)
わたり
辿
(
たど
)
り行けば、
峰岡寺
(
みねをかでら
)
の五輪の塔、
夕
(
ゆふべ
)
の空に形のみ見ゆ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
摧(しだ)の例文をもっと
(1作品)
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摧
漢検1級
部首:⼿
14画
“摧”を含む語句
摧折
打摧
摧残
摧邪輪
破摧
搗摧
摧心
摧邪輪荘厳記
摧靡
摧飛
撃摧
撕毀摧燒
路窮絶兮矢刃摧
鉄甲摧破
“摧”のふりがなが多い著者
今村恒夫
近松秋江
夏目漱石
下村湖人
幸田露伴
徳冨蘆花
島木健作
エドガー・アラン・ポー
久保田万太郎
作者不詳