“花園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなぞの88.6%
くわゑん6.8%
かえん4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、意外いがいにも、いつのまにか、そのはなは、えだなかほどからられたとみえて、もう、その花園はなぞのにはなかったのであります。
はちとばらの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
小母さんは、それは/\広々とした花園くわゑんを持つてゐて、そこには薔薇の花をたくさん植ゑてゐました。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
多くの場合それらの人は其時殆言い合わせたようにコックニー博士がその工場か乃至ないしは博士が研究のために母屋や工場を包囲して造り設けた花園かえんかを屹度きっと訪問して居った。
物凄き人喰い花の怪 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)