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花園
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くわゑん
ふりがな文庫
“
花園
(
くわゑん
)” の例文
小母さんは、それは/\広々とした
花園
(
くわゑん
)
を持つてゐて、そこには薔薇の花をたくさん植ゑてゐました。
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
先生のみか
世人
(
よのひと
)
を
驚
(
おどろ
)
かすも
安
(
やす
)
かるべしと、
門外
(
もんぐわい
)
に
躊躇
(
ちうちよ
)
してつひに
入
(
い
)
らず、
道
(
みち
)
引
(
ひき
)
かへて百
花園
(
くわゑん
)
へと
赴
(
おもむ
)
きぬ、
新
(
しん
)
梅屋敷
(
うめやしき
)
百
花園
(
くわゑん
)
は梅の
盛
(
さか
)
りなり、
御大祭日
(
ごたいさいび
)
なれば
群集
(
ぐんしふ
)
も
其筈
(
そのはず
)
の
事
(
こと
)
ながら
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
エデンの
花園
(
くわゑん
)
で、蛇に
欺
(
だま
)
されてイヴが食べた
果実
(
くだもの
)
を、大抵の人は林檎だと思つてゐるらしいが、それは大きな間違で、あの果実が林檎で無かつたのは、誰よりかも私がよく知つてゐる。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
此
(
こ
)
の
梅屋敷
(
うめやしき
)
は文化九年の春より
菊塢
(
きくう
)
が開きしなり、百
花園
(
くわゑん
)
菊塢の
伝
(
でん
)
は
清風廬主人
(
せいふうろしゆじん
)
、さきに
国民之友
(
こくみんのとも
)
に
委
(
くは
)
しく
出
(
いだ
)
されたれば、
誰人
(
たれびと
)
も知りたらんが、
近頃
(
ちかごろ
)
一新聞
(
あるしんぶん
)
に
菊塢
(
きくう
)
は
無学
(
むがく
)
なりしゆゑ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
歴史家の考証するところに
拠
(
よ
)
ると、エデンの
花園
(
くわゑん
)
といふのは、
確
(
たしか
)
にバビロニヤの事だつた。ところが、バビロニヤには林檎といふものが無かつた。丁度寺内首相の頭に髪の毛が無いと同じやうに。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“花園”の意味
《名詞》
花 園(はなぞの、かえん)
はなぞの 参照。
(出典:Wiktionary)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
“花園”で始まる語句
花園町
花園橋
花園殿
花園京子
花園少將
花園院御記
花園妙心寺統
花園猥入不可
花園を護るもの