“梅屋敷”の読み方と例文
読み方割合
うめやしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾妻橋(あづまばし)から木母寺(もっぽじ)まで、長い堤(つつみ)に、春ならば花見の客が雑踏(ざっとう)し、梅屋敷(うめやしき)の梅、夏は、酒をつんでの船遊び——。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
先生のみか世人(よのひと)を驚(おどろ)かすも安(やす)かるべしと、門外(もんぐわい)に躊躇(ちうちよ)してつひに入(い)らず、道(みち)引(ひき)かへて百花園(くわゑん)へと赴(おもむ)きぬ、新(しん)梅屋敷(うめやしき)百花園(くわゑん)は梅の盛(さか)りなり、御大祭日(ごたいさいび)なれば群集(ぐんしふ)も其筈(そのはず)の事(こと)ながら
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
さるほどに相添(あひそ)ひてより五年(ねん)目(め)の春(はる)、梅(うめ)咲(さ)く頃(ころ)のそゞろあるき、土曜日(どえうび)の午後(ごゝ)より同僚(どうりよう)二三人(にん)打(うち)つれ立(た)ちて、葛飾(かつしか)わたりの梅屋敷(うめやしき)廻(まわ)り歸(かへ)りは廣小路(ひろこうぢ)あたりの小料理(こりようり)やに、酒(さけ)も深(ふか)くは呑(のま)ぬ質(たち)なれば
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)