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空屋敷
ふりがな文庫
“空屋敷”の読み方と例文
読み方
割合
あきやしき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきやしき
(逆引き)
表門の
潜戸
(
くゞりど
)
ばかりを
開
(
あ
)
けた家中は
空屋敷
(
あきやしき
)
のやうに
寂
(
しん
)
として居る。自分は日頃から腹案して居る
歌劇
(
オペラ
)
脚本の第一頁に筆を下して見た。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
立
(
た
)
ち
退
(
の
)
いた
空屋敷
(
あきやしき
)
とも思わるるなかに、
内玄関
(
ないげんかん
)
でこちこち音がする。はてなと何気なく障子を明けると——広い世界にたった一人の甲野さんが立っている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
元来がほとんど武家屋敷ばかりであった所へ、維新の革命で武家というものが皆ほろびてしまったのであるから、そこらには毀れかかった
空屋敷
(
あきやしき
)
が幾らもある。
有喜世新聞の話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
空屋敷(あきやしき)の例文をもっと
(7作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
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空屋
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吉川英治
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