“上屋敷”の読み方と例文
読み方割合
かみやしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしが親と知れてはぱっとして上屋敷かみやしきへ知れては相成らぬから、何卒どうぞ親でない事に致したい、それにはお前方が確かな証人だに依って
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
仰付おほせつけられけるにぞ徳太郎君をも江戸見物えどけんぶつの爲に同道どうだうなし麹町なる上屋敷かみやしき住着すみつけたり徳太郎君は役儀もなければ平生ふだんひまに任せ草履取ざうりとり一人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
……神田川をへだてて、むかいは松平越前守えちぜんのかみ上屋敷かみやしき。……西どなりは、鞘町さやまち、東どなりは道路をへだてて石町こくちょう……。
顎十郎捕物帳:07 紙凧 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)