“小豆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずき78.0%
あづき17.6%
こまめ1.1%
ささげ1.1%
しょうず1.1%
しょうど1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは斑(まだら)に赤や青の着色があって、その表面には小豆(あずき)を二つに割った位の小さな木の実みたいなものが一面に貼り着けてあるんです。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
小豆飯(あづきめし)はどれも/\米(こめ)が能(よ)く搗(つ)けてないのでくすんでさうして腹(はら)の裂(さ)けた小豆(あづき)が粉(こ)を吐(は)いて餘計(よけい)に粘氣(ねばりけ)のないぼろ/\な飯(めし)になつて居(ゐ)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
が、魚芳は相変らず元気で小豆(こまめ)に立働いた。妻が私の着古しのシャツなどを与えると、大喜びで彼はそんなものも早速身に着けるのであった。
翳 (新字新仮名) / 原民喜(著)
右手はただもウ田畑ばかり,こッちの方には小豆(ささげ)の葉の青い間から白い花が、ちらちら人を招いていると,あちらには麦畑の蒼海(そうかい)が風に波立ッているところで
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
讃岐(さぬき)小豆(しょうず)郡土(と)ノ庄(しょう)町字アワラ島
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
太陽が小豆(しょうど)島の頂きに沈みかける時が来ると、やがてこの船の極楽境が現出するのである。今まで青黒く見えておった島々が薄紫に変って来る。日に光り輝いておった海原に一抹(いちまつ)の墨を加えて来る。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)