“粘氣”の読み方と例文
読み方割合
ねばりけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小豆飯はどれも/\けてないのでくすんでさうしてけた小豆いて餘計粘氣のないぼろ/\なになつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
まゝ押開けると、いたがとなくたてつけに粘氣があるやうにつた。此處ではしからうと、うしてたのだが矢張蒸暑い、押覆さつたやうで呼吸苦しい。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
年中變らぬ稗勝の飯に粘氣がなく、時偶夜話に來る人でもあれば、母が取あへず米を一掴み程十能でつて、茶代りに出すといふ有樣であつたから、私なども、年中つぎだらけのの股引を穿いて
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)