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粘々
ふりがな文庫
“粘々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねばねば
80.0%
ねば/\
13.3%
ねんばり
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねばねば
(逆引き)
ただ黒い
瓶
(
かめ
)
を一具、尻からげで坐った腰巻に引きつけて、
竹箆
(
たけべら
)
で
真黒
(
まっくろ
)
な液体らしいものを練取っているのですが、
粘々
(
ねばねば
)
として見える。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
粘々(ねばねば)の例文をもっと
(12作品)
見る
ねば/\
(逆引き)
三日、四日と少しは慣れたものゝ、腹に一物も無くなつては、「考へて見れば目的の無い旅だ!」と言つたやうな、
朦乎
(
ぼんやり
)
した悲哀が、
粘々
(
ねば/\
)
した唾と共に湧いた。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
粘々(ねば/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねんばり
(逆引き)
しばらく
経
(
た
)
つと、重さに半ば枕に
埋
(
うず
)
んで、がっくりとした我が
頭髪
(
かみのけ
)
が、その
潵
(
しぶき
)
……ともつかぬ水分を受けるにや、じとりと濡れて、
粘々
(
ねんばり
)
とするように思われた。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
粘々(ねんばり)の例文をもっと
(1作品)
見る
粘
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
々
3画
“粘”で始まる語句
粘
粘土
粘液
粘着
粘着力
粘膜
粘付
粘力
粘着性
粘氣
“粘々”のふりがなが多い著者
蘭郁二郎
直木三十五
泉鏡花
石川啄木
泉鏡太郎
北原白秋
宮沢賢治