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朦乎
ふりがな文庫
“朦乎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼんやり
83.3%
ぼいやり
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんやり
(逆引き)
歌に
伴
(
つ
)
れて障子の影法師が踊る。妙な手付をして、腰を振り、足を動かす。或は大きく
朦乎
(
ぼんやり
)
と映り、或は小く
分明
(
はつきり
)
と映る。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
例
(
れい
)
のビール
樽
(
だる
)
船長
(
せんちやう
)
は
此時
(
このとき
)
私
(
わたくし
)
の
頭上
(
づじやう
)
に
當
(
あた
)
る
船橋
(
せんけう
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
つて、
頻
(
しき
)
りに
怪
(
あやし
)
の
船
(
ふね
)
の
方向
(
ほうかう
)
を
見詰
(
みつ
)
めて
居
(
を
)
つたが、
先刻
(
せんこく
)
遙
(
はる
)
か/\の
海上
(
かいじやう
)
に
朦乎
(
ぼんやり
)
と
三個
(
さんこ
)
の
燈光
(
ともしび
)
を
認
(
みと
)
めた
間
(
あひだ
)
こそ、
途方
(
とほう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
つて
居
(
を
)
つたものゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
朦乎(ぼんやり)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぼいやり
(逆引き)
下なるはいよいよ細りていつしか影も残らず消ゆれば、残れる
一片
(
ひとつ
)
はさらに灰色に
褪
(
うつろ
)
いて
朦乎
(
ぼいやり
)
と空にさまよいしが
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
朦乎(ぼいやり)の例文をもっと
(1作品)
見る
朦
漢検1級
部首:⽉
17画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“朦”で始まる語句
朦朧
朦々
朦
朦然
朦気
朦昧
朦朧体
朦〻
朦朦
朦霧
“朦乎”のふりがなが多い著者
押川春浪
徳冨蘆花
石川啄木