“朦昧”の読み方と例文
読み方割合
もうまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那シナにおいては、古代絵画に依って刑法を公示し、これに依って文字を知らない朦昧もうまいの人民に法禁を知らしめる方法が行われた。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
なれども、しかしそんな小さな事に非常に注意するにかかわらず、人の小僧を夜中かたげて往ってからして破戒はかいな事を行うて平気で居るというその真意が分らない。朦昧もうまいといってよいか馬鹿といってよいか。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)